細菌類の殺菌効果

厚生労働省では有効塩素濃度が57ppmでpHが5.2の微酸性次亜塩素酸水を使用して、様々な細菌類の殺菌効果を確認しています。優れた耐性を持つ有芽胞菌に対しても50ppmの微酸性の水溶液を使用して有効性が確認されており、次亜塩素酸ナトリウムの半分以下の濃度で高い殺菌効果を発揮します。さらに様々な食品を使った安全性の検証も行われていて、ほうれん草を10分間にわたって微酸性の水溶液に浸し有効塩素濃度を測定したところ残留塩素が検出されませんでした。栄養成分への影響も検証が行われ、水道水で処理した場合と比べても総ビタミン含有量に変化がないことが確認されています。

次亜塩素酸は細菌・ウイルスの除菌について非常に高い効果を発揮しますが、食品や栄養成分には影響がなく安全性が優れた物質です。